台湾、COMPUTEX TAIPEI、2010年6月1日―ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上 一史)と、4G対応のMobile WiMAXとLTE組込みソフトウェア・ソリューションのサプライヤであるSySDSoft社は本日、業界初のAndroid™プラットフォームにポーティングされたLTEプロトコル・スタックを発表しました。さらに両社は、MIPS-Based™ AndroidとLinuxプラットフォーム上で作動させたSySDSoft LTEプロトコル・スタックのベンチマーク結果を共有し、小パケット・サイズ、低CPU周波数、低消費電力で理論上最大CAT4データ処理を実現しています。このベンチマーク結果は、4Gモバイル・ハンドセットに対するMIPS®アーキテクチャの性能を現しています。高いアップロード/ダウンロード処理能力と、500MHzで作動する競合ソリューションと同等もしくはそれ以上の性能により、350MHzコアで作動する小パケット・サイズに対して最高性能結果であると考えられます。
ミップス・テクノロジーズ、マーケティング担当副社長、Art Swiftのコメント:
「当社はモバイル・ハンドセット市場に進出し続けるにともなって、強力な勢いを体感しています。SySDSoft社とともに、Androidに対する初のLTEスタックを実現しただけでなく、ベンチマークで競合ソリューションを容易に打ち負かしました。次世代モバイル・ハンドセット向けSoCを開発する企業は、ミップス・テクノロジーズの技術の柔軟性や高性能ソリューションを検討することになるでしょう。」
Forward Concepts社、社長兼創設者、Will Strauss氏のコメント:
「Androidや4Gのような業界トレンドが、モバイル・ハンドセットに対する勢力図を変えています。ミップス・テクノロジーズのプロセッサは、長年デジタルホーム、ネットワークに対する性能の高さで知られていました。現在、4Gに対する世界的な移行が進み、高帯域スタンダードは MIPSコアが浸透しているワイヤレス技術に非常に似ています。高品質なLTEプロトコル・スタックで広く評価されているSySDSoft社と協力することにより、両社は目覚しいベンチマーク結果を報告しています。」
SySDSoft社、CEO、Khaled Ismail氏のコメント:
「モバイル・ハンドセットでLTEの勢いが増しているため、Androidは益々重要になります。このシステムの原動となるプロセッサは、単一プロセッサ上でソフトウェア・スタックやアプリケーション全体を作動することができるほど、強力でなければなりません。このベンチマークによって、4GのAndroid向けのデータ圧縮、性能、チャネル利用の点で、MIPSアーキテクチャの優位性が明らかになりました。ミップス・テクノロジーズの高性能かつパワー効率の良いアーキテクチャと、SySDSoft社の最適化されたLTE UEスタック(L2-L3-NAS)との組み合わせは非常に強力で、今後のLTEマルチモード・ハンドセットに対する効率的なソリューションです。」
ベンチマークの詳細
SySDSoft社のLTE UEソフトウェア・スタックは、350MHz MIPS32™ 24Kf™ CPUコアを搭載したMIPS-Basedチップ上で、LinuxとAndroid双方のOSを使用して検証されました。ベンチマークはeNodeBエミュレータを使用して様々なサイズのパケットをテストし、CAT4条件に準拠したUE性能を実現することが明らかになりました。ベンチマーク結果では、256バイトのパケットに対するデータ・レートは、ダウンロードで150Mbps、アップロードで50Mbpsでした。128バイトのパケットに対する処理能力は、ダウンロードが100Mbps、アップロードが50Mbpsで、このような厳しい条件のもとCAT3と同等の結果を出すことができました。
このベンチマークは、最小のプロセッサ性能使用率を示しており、平均値は95 MIPSでした。この性能は、OS間でコード変更を行うことなく、LinuxとAndroid双方で達成することができ、LTE UEスタック・アーキテクチャの多様性を表しています。
Android on MIPSについて
ミップス・テクノロジーズは、そのデジタルホームにおけるリーダーシップにより、広範なデジタル消費家電機器でのAndroid環境の実現化を推進しています。Androidと力強いオープンソースの開発コミュニティーにより、新しいアプリケーションの開発が容易かつ迅速に可能となり、また、OEM機器による、それらの活用が可能となります。Android関連のMIPS®エコシステムは、OEMプラットフォーム向けの迅速な最適化や、全てのソフトウェア・スタックにわたるデバッグのソリューションを提供します。AndroidプラットフォームおよびMIPSに関する詳細、もしくは、MIPS32™アーキテクチャに最適化された完全なソースコード(リファレンス・バイナリと資料を含む)へのアクセスに関しましては、www.mips.jp/android/ をご覧いただくか、android@mips.comへメールにてお問い合わせください。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS)は、デジタル家電、ブロードバンド、無線、ネットワーク、携帯メディアなどの世界中で最も多く利用されている製品群で採用されている業界標準のプロセッサ・アーキテクチャおよびコアを提供しているリーディング・プロバイダーです。これらの中には、Linksysのブロードバンド機器、SONYのデジタルTVやゲーム機、パイオニアのDVDレコーダ、モトローラのデジタル・セットトップ・ボックス、Ciscoのネットワーク・ルータ、マイクロチップの32ビットマイコン、HPのレーザープリンタなどが含まれています。1998年に設立されたミップス・テクノロジーズの本社は、カリフォルニア州サニーベールに置かれています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
SySDSoft社について
SySDSoft社は、ワイヤレス・ブロードバンド市場に対して高性能な組込みソフトウェア・ソリューションを設計しています。同社の製品群には、WiFi 802.11、WiMAX 802.16-2004、WiMAX 802.16-2005、CDMA-DO、ZigBee Wireless USB、3GPP LTEなど、多種多様なワイヤレス・スタンダードがあります。シリコン、ポータブル機器メーカを対象に提供しているSySDSoft社のソリューションは、4Gへと移行するワイヤレス機器市場の成長見込みを実現するために設計されました。詳細に関しては、www.SySDSoft.com/lte.htmをご参照ください。
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「MIPS」、「MIPS32」、「MIPS-Based」はMIPS Technologies, Inc.の登録商標もしくは商標です。その他の商標は全て各企業の商標もしくは登録商標です。「Android」はGoogle Inc.の商標です。この商標の使用は、Google ブランド使用規約に準じます。
