カリフォルニア州マウンテンビュー―2009年1月15日―ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上 一史)は本日、先週ラスベガスで開催されたConsumer Electronics Show (CES)で、多くの世界有数エレクトロニクス企業が、業界をリードするMIPS® アーキテクチャをベースにした革新的な設計の発表や、公開を行ったことを発表しました。ECHOSTAR社、Samsung社、NETGEAR社製品をはじめとする、MIPSを利用した製品のいくつかは、CESで名誉ある賞を受賞しました。
ミップス・テクノロジーズ、ワールドワイド・セールスおよびコーポレイト・マーケティング担当副社長、Brad Holtzingerのコメント:
「ミップス・テクノロジーズのライセンシやその顧客の革新的なMIPS-Based™ 製品を多数見ることができるため、CESは常に興味深いものです。また、このような製品の多くには、私たちのHDMI、USBソリューションをはじめとするMIPSアナログIPも搭載されています。今年は、デジタルホーム、ホームネットワーキングのようなミップス・テクノロジーズが優位を占めている分野で、多くの画期的なMIPS-Based™ 製品を見かけました。また、ミップス・テクノロジーズが牽引力を持つ携帯機器分野でも、多くの新しい製品が見られました。」
デジタル・リビングルームならびに携帯機器製品
2Wire社とBlockbuster社は、共同で2Wire MediaPoint™ デジタル・メディアプレイヤを発表しました。この製品はオンデマンド・ビデオ・ソリューションで、映画ファンはテレビを使用して簡単にBLOCKBUSTER® ONDEMANDコンテンツにアクセスすることができます。Broadcom社は、2Wire社が同社のセットトップボックス(STB)SoCソリューションを採用し、このMediaPoint playerを強化したと発表しています。またBroadcom社は、業界初のMultimedia over Coax Alliance (MoCA® )を統合した高解像度(HD) STB SoCソリューションを発表し、Adobe Systems社と協力してAdobe® Flash® PlatformをBroadcom社の最新DTVとSTB SoCプラットフォームに組み込んだことを発表しました。さらに、Broadcom社は、ワイヤレス接続で優れたビデオ実績を実現するためのリファレンス設計「video over Wi-Fi」シリーズを一般家電メーカに提供していることも発表しました。メーカ各社はBroadcom社の高度に統合されたSoCソリューションを搭載したデジタルTVプラットフォーム、ブルーレイ・ディスクプレイヤ・プラットフォーム、ケーブル、IPセットトップボックス・プラットフォームで、Broadcom社の最も一般的なリファレンス設計802.11nからソフトウェアを利用することができます。
Cavium Networks社は、Ralink社とともに世界初のWiFi 1080p60 ワイヤレスHDリファレンス設計を公開しました。MIPS-Based Ralink RT2880を利用したこの設計は、家庭でのシームレス・ワイヤレスHDビデオ配信をターゲットにしています。
Digeo社は、一般向けMoxi® 高解像度デジタル・ビデオ・レコーダ(HD DVR)を発表しました。この製品は、家庭用の高解像度ケーブル、PC、インターネット・コンテンツを統合しています。
Dish Networks社は、世界初のSlingLoaded™ HD DuoDVR™ 、ViP® 922を公開しました。ViP 922は、ラップトップや携帯電話でブロードアンド・インターネットに接続することにより、世界中のどこからでもテレビ番組の視聴や制御を実現します。この製品は、EchoStar SlingLoaded 922 HD DVRで最も注目されるホームビデオ製品に対する「Best of CES」賞をSling Media社とともに受賞したEchoStar社より提供されています。
EMTEC社の新製品Gdium Mobile Netbookは、STMicroelectronics社のLoongson™ 2Fを利用しています。Gdiumの重さは2.6ポンド(約1,180グラム)で、高い性能と低エネルギー消費を組み合わせるように設計されました。
Gefen社は、TZero Technologies社の超広帯域(UWB)技術を使用したWireless for HDMI Extenderを発表しました。この製品は既にリリースされています。Gefen社のWireless for HDMI Extenderには、UWB技術が採用されており、HDMI規格に求められる大容量データを転送することができます。
NETGEAR社は、新製品Digital Entertainer Elite (EVA9150)を公開しました。この製品は、非常に強力かつ柔軟なデジタル・メディアプレイヤを実現し、最新のビデオ、オーディオ、ワイヤレス技術を搭載していると宣伝されています。
RMI社は、高いCPU性能、低消費電力、豊富なメディア機能が必要なコンシューマ機器をターゲットにした新しいRMI Alchemy™ Au1300™ プロセッサ・シリーズを発表しました。またRMI社は、Spirit DSP社と共同で、MIPSプロセッサ・アーキテクチャをベースにした携帯インターネット機器(MID)、携帯メディアプレイヤ、個人向けナビゲーション機器、ホームメディア・プレイヤ(HMP)、その他オーディオ/ビデオ機器のベンダーに対し、ビデオ通信を提供します。またRMI社は、Alchemy ベースのホーム・メディアプレイヤ・リファレンス設計、XLS-based™ ホームメディア・サーバー、複数のAlchemyベース製品を展示し、同社のAdvanced Processor Solutions® を公開いたしました。
Samsung Electronics社は、Teradici社とパートナシップを結び、Teradici社の革新的なPC-over-IP® (PCoIP® )技術を直接Samsung社の新製品SyncMaster™ 930ND 19” LCDディスプレイに搭載して提供しています。この製品は、遠隔地のホストコンピュータ全てに完全に統合されたディスプレイで、豊富な画像経験をデスクトップユーザに提供することを目的にしています。またSamsung社は、この展示会で新しいブルーレイ製品も発表しています。この新しい壁掛け可能なブルーレイ・プレイヤBD-P4600は、「Best of Innovations」賞を受賞しています。
Sigma Designs社は、新しいSMP8642メディアプロセッサSoCのリリースを発表しました。この製品は、主流のブルーレイ・ディスク・プレイヤ向けに設計されています。複数のMIPSコアを利用したこのSoCにより、OEMは容易に異なる価格、性能の製品を設計することが可能になります。またSigma社は、デジタルホームでの最先端デジタル・テレビ、ウェブサービス機能向けに、携帯電話、携帯機器向けのAdobe社のFlash PlayerであるAdobe Flash Lite™ を、Sigma社のSoCソリューションに統合することを発表しました。またSigma社は、同社のSMP8644メディアプロセッサをベースにした新しいプレミアム・ブルーレイプレイヤ・リファレンス設計と、Tru2way™ 8654 Cable TV STBリファレンス設計を公開しました。
Zoran社は、最新のデジタル・エンターテインメント、デジタル画像プラットフォーム、一般家電メーカ向けの技術を公開しました。この中には、SupraHD® 高解像度テレビ設計、COACHベースのデジタルカメラ設計、ブルーレイ、HQ-DVD、TVMM DVDプレイヤ、TV、携帯プレイヤをサポートするVaddisHD™ 高解像度マルチメディア・プロセッサ・プラットフォーム、アジア、ヨーロッパ、北米の特定有償衛星やIPTVセットトップボックス市場向けSupraXD® システム・ソリューション、2009年2月の米国デジタル放送切り替えに対応した複数ブランドのSupraHD® ベース変換器があります。
ネットワーキング、ストレージ、セキュリティ
Broadcom社は、市場で最も高レベルの統合と最もコスト効率の高いWLANラウタ・ソリューションを達成しているとと言われているBCM5356チップを発表しました。また同社は、次世代ケーブル・モデム・ターミネーション・システム向けの最先端ライン速度機能を搭載した、DOCSIS® 3.0/Euro-DOCSIS™ 3.0対応の業界初の完全に統合されたケーブル・モデムSoCソリューションを発表しました。Cisco Systems社は、この新発表されたソリューションの内の1つを同社の次世代CMTS機器に搭載することを検討しています。またBroadcom社は、あらゆるG.993.2 VDSL2域をサポートするxDSL加入者宅内機器(CPE)SoCソリューションを公開しました。
Enablence Technologies社は、BroadLight社の高速GPON住居向けゲートウェイや工学ネットワーク・ターミナル向けのエンド・ツー・エンドのギガビット受動光ネットワーク通信コントローラICの使用を拡大することを発表しました。
Entropic Communications社は、c.LINK® チップを2,000万以上出荷したことを発表するとともに、ホーム・エンターテインメント・ネットワーク全体を構築し、MoCA 1.0、MoCA 1.1規格をサポートする第3世代のc.LINK、EN2510. c.LINK技術を発表しました。またEntropic社は、c.LINK技術を採用したNETGEAR社のMCAB1001 Ethernet to Coax Bridge (ECB)キットを展示し、VUDU社のHDインターネット・ムービーボックスでデモンストレーションを行いました。
Ikanos Communications社とGlobal Wireless Technologies社は、住居使用向けの完全なソリューションを提供し、屋内での携帯アクセスを拡張するために協力することを発表しました。Ikanos社のFusiv Vx180 ゲートウェイ・プロセッサは、Ikanos社のVDSL2 CPE PHYとFusivネットワーク・プロセッサ・アーキテクチャをシングルチップに搭載することにより、必要面積と電力を削減します。
Lung Hwa Electronics社は、Sigma Designs社のUWB-over-Coax技術を世界中のCEメーカに提供する初の主要ODMになりました。CoAir® Ethernet to Coax Bridge Adapterは、Sigma Designs社のCoAir UWBチップをベースにしています。
NETGEAR社は、RangeMax デュアルバンド・ワイヤレスN ギガビット・ルータを発表しました。この製品は、ホームネットワーキング部門で全体的な「Best of Innovations」賞を受賞しました。WNDR3700は、NETGEAR社の洗練された新しい5世代業界設計を紹介する初の製品です。またNETGEAR社は、小規模、中規模ビジネス向けの高性能ProSafe® 製品を展示しました。
NEXCOM社はRMI社と協力し、RMI社のXLS Processor® をベースにしたNEXCOM社の新製品DNA1500とDNA1501を発表しました。XLSは、ネットワーキング、ストレージ、セキュリティ・ベース機器向けのSMB市場をターゲットにした、マルチコア、マルチスレッド・プロセッサです。またRMI社は、SMB/SOH ネットワーク接続ストレージ(NAS)市場向けの包括的なリファレンス・デザインキットの提供も発表し、NetLogic Microsystems社とともにRMI XLSプロセッサを使用したSMBセキュア・ワイヤレスゲートウェイ・リファレンス設計を発表しました。
Trendnet社は、高性能300Mbps コンカレント・デュアルバンド・ワイヤレスN ギガビット・ラウタであるmodel TEW-673GRを発表しました。Atheros社のチップを使用して優れた性能を実現したこの製品は、ワイヤレス・ルータの最大12倍の処理速度と2倍以上の範囲を実現すると言われています。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS)世界第2位の半導体設計IP企業、かつ世界第一位のアナログIP企業です。全世界で250社以上の顧客と共に、ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電、ブロードバンド、無線、ネットワーク、携帯メディアなどの世界中で最も多く利用されている製品群の性能向上に貢献しています。これらの中には、Linksysのブロードバンド機器、SONYのデジタルTVやゲーム機、パイオニアのDVDレコーダ、モトローラのデジタル・セットトップ・ボックス、Ciscoのネットワーク・ルータ、マイクロチップの32ビットマイコン、HPのレーザープリンタなどが含まれています。現在全世界で400以上の特許資産(取得済および申請中)を有しています。
1998年に設立されたミップス・テクノロジーズの本社は、カリフォルニア州マウンテンビューに置かれています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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