カリフォルニア州マウンテンビュー―2008年11月12日―ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上 一史)は、本日、シンセサイザブルなMIPS32™ 24KEc™ プロセッサ・コアが、Ralink社のRT3052およびRT3050 802.11n シングルチップ・アクセス/ルータSoCで採用されたことを発表しました。24KEcコアにより、RT3052およびRT3050はブロードバンド配線、Wi-Fiブリッジへのイーサネット、VoIP、オンライン・ゲーム、ホームエンターテインメントをはじめとする最先端機器への対応が可能になります。
Ralink Technology社、ICデザイン担当副社長、Fred Jann氏のコメント:
「私たちに新しい802.11n AP/ルータSoCは、高度に統合されており、より小型かつ低BOMコストのルータ機器という市場の要求を満たすと同時に、高データ・レートと802.11nに対応する最高のワイヤレス通信を実現します。ミップス・テクノロジーズのシンセサイザブルな24KEcコアは、高性能、低消費電力、小面積という最適な組み合わせを備えており、この最先端ソリューションの実現を可能にした大きな要因になっています。」
ミップス・テクノロジーズ、ワールドワイド・セールス担当副社長、Brad Holtzinger のコメント:
「ミップス・テクノロジーズは、可能な限り低コストで、現在のアクセスポイントに求められている高性能、低レーテンシ、信頼性の高いアップタイムを提供し、ブロードバンド・アクセスで存在感を示してきました。WLANチップセットのトップ・プロバイダであるRalink社が、さらに革新的なMIPS-Based™ 製品の市場化に成功したことを喜んでおります。」
マーケット・リサーチ企業であるABI Research社によれば、消費者向けの802.11n Wi-Fiアクセスポイントの出荷数は、2008年の600万セットから2013年には8,800万セットへと、今後5年で劇的に増加すると予測されています。同社は、導入のピークはラップトップやデスクトップ・コンピュータに802.11機能の搭載が一般消費者に浸透する2009年から2010年になると考えています。
Ralink社のRT3052ならびにRT3050は、高度に統合された完全なSoCソリューションで、市場投入期間を加速し、802.11n AP/ルータ・メーカの開発コストを削減します。Ralink社のRT3052 2T2Rアーキテクチャは、300Mbpsのデータレートを実現し、広域でのワイヤレス接続を維持します。Ralink社のRT3050 1T1Rアーキテクチャは、802.11g AP/ルータから802.11nへ切り換えを検討しているメーカを対象にしています。
MIPS32 24KEcコアについて
MIPS32 24KE™ コア・ファミリーは、高性能24K™ マイクロアーキテクチャをベースに、MIPS® DSP ASE(特定アプリケーション向け拡張機能)を搭載した製品ファミリーです。この構成により、DSP ASEを実装していない通常のRISC応用の場合と比較すると、あらゆる組み込みアプリケーションでの信号処理性能を200%近く向上させることが可能となります。24KEファミリーは、非常に効率のよいDSP機能を提供するだけでなく、全体のSoCダイサイズ、コスト、そして消費電力の削減も実現しています。24KEコア・ファミリーは、様々なソフトウェア開発ツール、MIPS DSPライブラリや、サードパーティーによるDSPアプリケーション・ネットワークによってサポートされています。したがって、SoC設計における単一の設計環境と、24KEコア上へののDSP機能の移行によるシステム・コストの削減が可能となります。
Ralink Technology社について
Ralink Technology社は、ワイヤレスLANチップセット・ソリューションの革新的な開発企業です。Ralink 802.11xチップは、Wi-Fi、携帯機器、組み込み機器に求められる優れた処理能力、拡張範囲、低消費電力、一貫した信頼性を提供することで評価されています。この機能豊富なチップセットは、クライエントに対する高度なチップ・インテグレーションとCB、miniPCI、PCI、PCIe、USBインターフェイス向けのAPソリューションを搭載しており、カスタマはより小型かつ高性能なワイヤレス製品をコスト効率よく構築することができます。Ralink社特許所有のMIMObility™ 技術は従来のPCネットワーキングから、携帯電話、PDA、カメラ、プリンタ、HDTV、ビデオゲーム機器をはじめとする広範なマルチメディア機器および携帯機器にいたるまで、Wi-Fi機能を拡張します。Ralink社のカスタマは、次世代高性能Wi-Fi対応の802.11nソリューションを使用することで、スピード、帯域幅、信頼性を継続的に向上させることができます。Ralink Technology社は2001年に設立され、本社を台湾の新竹に、R&Dセンタをカリフォルニア州クッパチーノに置いています。詳細に関しては、Ralink社ウェブサイトwww.ralinktech.com をご覧頂くか、info@ralinktech.comまでお問い合わせください。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS)世界第2位の半導体設計IP企業、かつ世界第一位のアナログIP企業です。全世界で250社以上の顧客と共に、ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電、ブロードバンド、無線、ネットワーク、携帯メディアなどの世界中で最も多く利用されている製品群の性能向上に貢献しています。これらの中には、Linksysのブロードバンド機器、SONYのデジタルTVやゲーム機、パイオニアのDVDレコーダ、モトローラのデジタル・セットトップ・ボックス、Ciscoのネットワーク・ルータ、マイクロチップの32ビットマイコン、HPのレーザープリンターなどが含まれています。現在全世界で400以上の特許資産(取得済および申請中)を有しています。
1998年に設立されたミップス・テクノロジーズの本社は、カリフォルニア州マウンテンビューに置かれています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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「MIPS」、MIPS32、24K、24KE、24KEc、MIPS-BasedはMIPS Technologies, Inc.の登録商標もしくは商標です。その他の商標は全て各企業の商標もしくは登録商標です。
