日本、東京―2008年2月20日―ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上 一史)は本日、HDMI(高品位マルチメディア・インターフェイス)を実現する業界初の65ナノメータ(nm)IPを発表しました。ミップス・テクノロジーズのHDMIソリューションは、低消費電力の携帯送信アプリケーションであるデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯メディア・プレイヤ、ゲーム機、携帯電話などばかりでなく、デジタル家電の受信アプリケーションである高品位デジタルテレビやAVレシーバ、セットトップボックスのような家庭用デジタル機器などに最適化されています。
HDMIは、多種多様な一般家電製品に対応する主要なデジタル・インターフェイスとして登場し、今日ではデジタル機器間の高バンド幅かつ効率的な接続を実現する、事実上の標準となっています。ミップス・テクノロジーズの他に類を見ない高性能アナログおよび接続IPソリューションは、すでにUSBで実績があります。今回もその独自性を活かして、ミップス・テクノロジーズは送受信アプリケーション向けのPHYやデジタルコントローラなどを含む、最先端プロセスを使用する最も包括的なHDMI IPソリューションを提供します。このHDMI IPをSoCへ統合することで、家電機器のHDMI実装にともなうシステムコスト全体を削減し、さらに現在一般的に使用されているHDMIインターフェイス・チップよりもはるかに低消費電力を実現します。
HDMI送信IPは、携帯電話機器などで重要な現在の低消費電力要件に最適化されており、TDMSチャネル(合計約5Gbps)に対しデータレート1.65 Gbps、ビデオ解像度は最大60Hzで1080pをサポートしています。また、HDMI送信IPは、より高速データレートが必要なアプリケーションに対し、最大10.2 Gbpsをサポートできるバージョンも用意されています。HDMI受信IPは、最大10.2Gbps、ビデオ解像度が120Hzで1080p、1440pおよびそれ以上のサポートを各々設定可能であり、またHDCP(高バンド幅デジタル・コンテンツ・プロテクション)暗号化/複号化機能もオプションで対応可能です。さらに、統合されたDMAにより、個別にオーディオやビデオのインターフェイスを用意する必要がなくなり、HDMIコントローラからSoCシステム・メモリに格納されたオーディオやビデオ情報に独自にアクセスすることが可能です。
Semico Research社、ASIC & SoC、シニア・マーケット・アナリスト、Rich Wawrzyniak氏のコメント:
「ミップス・テクノロジーズは、今、現実にあるデジタル家電機器の抱える課題に対応するHDMIソリューションで、非常に切迫した市場要求に応えています。HDMIは急速に広がりつつあり、携帯機器はバッテリー寿命を延ばすという要求に加え、高品位ビデオ・コンテンツを転送するという需要も出てきています。すなわちSoCが省面積かつ低消費電力であり、かつHDMIを統合することが望まれているのです。ミップス・テクノロジーズは、市場の省電力と省面積要求を実現できる仕様で、HDMI機能を単一のSoCに統合するという魅力的な提案を行っています。」
ミップス・テクノロジーズ、アナログ・ビジネスグループ、担当社長兼ジェネラル・マネージャ、
Jose Francaのコメント:
「ミップス・テクノロジーズは、長期に渡って明らかにデジタル家電向けIP企業のリーダであり、現在もリードし続けているデジタルテレビ、DVD、セットトップボックス市場では一般家電機器エレクトロニクス大手企業群による広範囲にわたるエコシステムを構築しています。今回もHDMI IPを提供することで、HDMIの市場が推進され、また強力な次世代、家電機器向けSoC設計に求められるコンフィギュレーション・オプションと設計の柔軟性を実現します。HDMI IPが製品ラインに加わったことにより、家庭内のデジタル家電機器の主要分野におけるミップス・テクノロジーズのリーダシップを強化し、さらに重要なこととして、携帯機器や携帯電話市場に対するソリューションの提供も可能になるのです。」
Chipideaの優位性-10年にわたるIPリーダシップ
ミップス・テクノロジーズのアナログ・ビジネスグループChipideaは、アナログIP市場において世界第一位を誇っています。実績あるUSBソリューションは、現在では45nmに対応可能であり、最新のHDMIソリューションは65 nmに対応しています。また、ディスプレイ・ポート、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)、UWB(Ultra-wideband)無線ソリューションをはじめとする各種の接続IPソリューションも開発中で、アナログ・ビジネスグループは、現在、全世界の一般家電機器に対する接続、マルチメディア、無線などの各インターフェイスIPを最も広範囲に提供しています。アナログ・ビジネスグループでは、様々なファウンダリの最先端プロセスに対してIPを迅速に移植または移行し、IDMファブレス双方の半導体企業に対する適切な製造技術をサポートすることにより業界をリードしています。
アナログ・ビジネスグループ-Chipideaについて
Chipideaは、急成長している、無線通信、デジタル・メディア、デジタル家電などの各市場をターゲットとしている世界有数のアナログ/ミックスド・シグナルIPサプライヤです。同社は、2007年8月にミップス・テクノロジーズに買収され、現在はミップス・テクノロジーズのアナログ・ビジネスグループになっています。Chipideaは、様々な製品ラインを網羅するシリコン実績のある業界で最も包括的な技術により、IP製品を始めとする広範なソリューションを提供しています。
1997年に創設されたChipideaは、あらゆる市場の有数半導体企業に技術をライセンス供与し、高精度かつアナログ・サブシステムを単一機能ブロックで完成させる機能を提供しています。本社は、ポルトガル、リスボン市に置かれています。
同社に関する詳細については、www.chipidea.comをご覧ください。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS)世界第2位の半導体設計IP企業、かつ世界第一位のアナログIP企業です。全世界で250社以上の顧客と共に、ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電、ブロードバンド、無線、ネットワーク、携帯メディアなどの世界中で最も多く利用されている製品群の性能向上に貢献しています。これらの中には、Linksysのブロードバンド機器、SONYのデジタルTVやゲーム機、パイオニアのDVDレコーダ、モトローラのデジタル・セットトップ・ボックス、Ciscoのネットワーク・ルータ、マイクロチップの32ビットマイコン、HPのレーザープリンターなどが含まれています。現在全世界で400以上の特許資産(取得済および申請中)を有しています。
1998年に設立されたミップス・テクノロジーズの本社は、カリフォルニア州マウンテンビューに置かれています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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「MIPS」はMIPS Technologies, Inc.の登録商標もしくは商標です。「Chiidea」はChipideaの登録商標です。その他の商標は全て各企業の商標もしくは登録商標です。
