コーウェアとミップス・テクノロジーズ、アプリケーション最適化
プロセッサ開発を自動化
最新のCoWare CORXpert™ 技術が、MIPS® プロセッサ独自命令開発を容易にして、
アプリケーションの最適化を実現
カリフォルニア州アナハイム、DESIGN AUTOMATION
CONFERENCE、─ 2005年6月13日 ─ 電子システムレベル(ESL)設計ソフトウェアおよびサービスにおける世界有数のサプライヤであるコーウェア(コーウェア株式会社:東京都渋谷区、社長:ジャン
グッドセル)、およびデジタル家電とビジネスアプリケーション用の業界標準プロセッサアーキテクチャおよびコアの主要プロバイダであるミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上
一史)は、本日、コーウェアが初の、MIPS32® 24K® Pro Series® コア用CoWare CORXpert™
Personality Kitを開発したことを発表しました。
CoWare CORXpert (本日付の別の発表で紹介)は、プロセッサ性能の向上と製品の差別化を実現する、MIPS®
Pro Seriesコアの特定アプリケーション向け独自命令の迅速な開発を可能にする自動化技術です。CoWare CORXpertにより、コーウェアは、高性能MIPSプロセッサのユーザ定義命令を簡単に最適化できるソリューションを顧客に提供します。
"CORXpert for the 24K Pro Series score" は、ミップス・テクノロジーズの強力なCorExtend™
機能の最適化を容易にします。CorExtend™ 機能は、Pro Seriesコアに搭載された、新たにユーザ定義の独自命令を追加する機能で、最適化したコンピューティング・ブロックが整数パイプラインと密接に関連して新命令を実行することで、ソフトウェアアプリケーションを加速します。これにより通常、アプリケーション性能が3~10倍向上します。コーウェアの"CORXpert
for the 24K Pro Series core"により、顧客は性能の大幅な改善に必要なすべてのデータの生成が容易になり、通常の手作業のソフトウェアモデル作成に比較して、開発時間を飛躍的に節約できます。
ミップス・テクノロジーズ、ソリューション・アーキテクト担当副社長、ギディオン・イントラータのコメント
「コーウェア社の電子システムレベル技術により、わたしたちの顧客は、手作業で実装を行うことなく、強力かつ柔軟性のあるCorExtend機能をさらに簡単に利用できるようになります。今日のコストと時間を重視した市場において、製品の差別化は大変重要なことです。わたしたちは、この新しい技術を喜ばしく思っています。この技術により、わたしたちの顧客は、そのアプリケーションの専門知識を活かしたMIPSプロセッサのカスタム命令を新たに開発し、市場における製品の競争力をより高めることが可能になります。」
コーウェアのマーケティングおよびビジネスデベロップメント担当副社長、A.K.
Kalekosのコメント
「特に、マルチメディア、ワイヤレスおよびコンスーマ製品の市場では、メーカーは、差別化のためにソフトウェア化を加速する必要があります。このため、より高性能なプロセッサの重要性も高まっています。コーウェアは、プロセッサIPの主要プロバイダの一社である、ミップス・テクノロジーズ社と協力して、高性能プロセッサの機能向上を可能にできることを喜ばしく思っています。この協力を通じて、顧客は、『高性能とターゲットアプリケーションの簡単なカスタマイズ』という2つの長所を利用可能になります。」
CORXpertがMIPS® Pro Seriesコア顧客の迅速な開発を加速して、製品の差別化を可能に
ユーザは、既存のソフトウェア開発ツールを使用して、アプリケーションコードを検証することから始めます。次に、アプリケーションのどの部分を加速すべきか決定し、性能向上のための命令を定義します。ユーザは
CORXpertを使用して、新しいそれぞれの命令動作をグラフィカルに定義できます。また命令とメインプロセッサのパイプライン相互作用も定義できます。場合によっては、オリジナルのアプリケーションコードをGUIの命令動作ウィンドウにカット・アンド・ペーストするだけで、新しい命令を追加することも可能です。
CORXpertは、開発された命令を含む命令セットシミュレータ
(ISS)、および既存のコンパイラ/ツールのソフトウェア設定ファイルやライブラリを自動的に生成します。これにより、既存のソフトウェア開発ツールは、新しく開発された命令を認識できます。次のステップでは、アプリケーションを再実行し検証を繰り返して、目的の性能に到達するまで追加の命令を開発します。 CORXpertは、命令のRTL実装、およびCorExtendブロックのメインプロセッサへの統合に必要なインターフェースロジックを生成します。また、物理的な合成スクリプトが作成され、合成ツールに簡単にアクセスして、使用予定プロセスの周波数やシリコン占有領域の情報を抽出できます。これによりユーザは、性能向上とシリコン領域との最適なトレードオフを決めることができます。最後に、追加した命令のドキュメントが自動的に作成されるので、他のソフトウェア開発者が他のアプリケーション開発でこれらの新定義命令を利用するときにも、必要な情報を共有できます。 供給状況
現在、CoWare CORXpert for the MIPS32 24K Pro Seriesはコーウェアから提供可能です。詳細については、コーウェア株式会社にお問い合わせいただくか、www.coware.co.jpをご参照ください。
CorExtend機能について
CorExtend機能を特長とするミップス・テクノロジーズのPro Seriesコアでは、SoC設計者は、独自の拡張命令セットを作成して、より差別化した高い競争力のある製品を開発できます。設計者は、標準ツールおよびソフトウェアを使用して、性能の大幅向上、消費電力の低減およびクリティカルな処理のための拡張命令が実現可能になります。CORXpertは、この作業をこれまでになく最も容易にします。Pro
Seriesファミリは、現在、MIPS32 4KE™ Proコアファミリ、MIPS32 M4K™
Proコア、MIPS32 4KSd™ Proコア、MIPS32 24K Proコアファミリ、およびMIPS32
24KE™ Proコアファミリで構成されています。 コーウェアについて
コーウェアは、電子システムレベル(ESL)設計ソフトウェアおよびサービスにおける世界有数のサプライヤです。コーウェアは、電子システムレベル(ESL)のツールの包括的なツールセットを提供しています。SoC開発者は、これらのツールを使用することにより、組み込みプロセッサ、オンチップバス、およびDSPアルゴリズムなどのシステムIPを作成し、SoCプラットフォームのアーキテクチャを最適化し、またハードウェア/ソフトウェアの協調設計を行って、「設計を差別化」できます。コーウェアのソリューションは、SystemCを含むオープンな業界標準に基いています。コーウェアの顧客には、家庭用電化製品、コンピューティングおよび通信を中心とした市場における主要なシステム、半導体およびIP企業が含まれます。コーウェアの法人投資家には、ARM
Ltd. [(LSE:ARM);(Nasdaq: ARMHY)]、Cadence Design Systems
(NYSE:CDN)、STMicroelectronics (NYSE:STM)およびSony Corporation
(NYSE:SNE)があります。コーウェアはカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界各地に支社を構えています。コーウェアおよびその製品やサービスに関する詳細は、http://www.coware.co.jpをご覧ください。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電およびネットワーク・アプリケーション用の業界標準プロセッサ・アーキテクチャおよびコアを提供するリーディング・カンパニーです。同社は、32ビットおよび64ビットのエンベデッドRISCソリューションを提供する最大のアーキテクチャ・アライアンスを形成しています。また、半導体企業、ASICベンダー、およびシステムOEMに自社の持つ知的所有権をライセンスしています。ミップス・テクノロジーズとそのライセンシーは、スタンダード、カスタム、セミカスタム、および特定用途の製品に使われる確実でスケーラブルなプロセッサを、幅広く提供しています。本社は、カリフォルニア州マウンテンビューに設置されています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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CORXpertおよび LISATekはCoWare, Inc.の商標です。コーウェアは、米国におけるCoWare,
Inc.の登録商標です。その他すべての商標は、各社が所有する商標です。
MIPS、MIPS32、4K、4KE、M4K、4KSd、24K、24Kc、24KE、Pro SeriesおよびCorExtendは、米国およびその他の国におけるMIPS
Technologies, Inc.社の商標または登録商標です。 |