ミップス・テクノロジーズおよび開発サードパーティー・パートナーは、
シングルチップ上で低価格VoIPソリューションのマルチチャンネルを実現
D2、HelloSoft、RADVISIONおよびTrinity Convergenceは、高性能MIPS-Based™
VoIP 機器向けに
最適化されたソフトウェアを提供
米国カリフォルニア州マウンテンビュー
─ 2005年1月14日 ─ ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上
一史)、D2 Technologies、HelloSoft、RADVISIONおよびTrinity Convergenceは、VoIPホームゲートウェイ、IP電話、VoWLAN
(Voice Over Wireless LAN) 電話やターミナル・アダプターを含むマルチチャンネルVoIPアプリケーション向けに低価格のソリューションを発表しました。これら五社と通信ソフトウェアの大手開発ツールベンダーは、最先端のVoIP機能をシングルチップ上で実装することでコストを低減するための柔軟性を実現し、32ビットのシンセサイザブル・コアとしては最高の性能を半導体メーカーに対して提供してきます。
VoIPホームゲートウェイ、ターミナル・アダプターやIP電話は、通常2つのプロセッサを使用しています。一つは、オペレーティング・システムやプロトコルを処理するためのホストCPU、もう一つは、コーデックや他のコンポーネントのための専用のVoIP
DSP で、それぞれが別々のチームによってされるため、違うツールセットが必要となっていました。そのため、コスト削減や開発期間の短縮を実現するためには、より生産性の高いシングルCPUのソリューションへの移行が必然となってきたのです。例えば、MIPS32®
24Kc™ コアは、DSPを排除し、4つ以上の音声チャンネルを含むVoIP機能をホストCPUへ統合出来る十分な性能だけではなく、新しい機能やサービスの追加にも対応することのできる性能を提供することが出来るのです。
これらの開発ツール・パートナーは、音声に関連した様々なモジュールのMIPS-Base™ のVoIPソリューションをサポートしています。
- G.711、G.729、A/B、G.723.1およびG.726を含むスピーチ・コーデック
- G.168-2000コンプライアントのライン・エコー・キャンセラーおよび最先端の電話/スピーチ処理
モジュール
- MIPSベースのCPU上で完全なVoIPソリューション・ベースを提供するためのVoIP関連の信号および
ネットワーク・プロトコル・スタック(SIP、MGCP、H.323、RTPおよびRTCP等)
ミップス・テクノロジーズ、マーケティング担当副社長、ラス・ベルのコメント:
「価格制限の厳しい生産数の大きい市場では、余分なハードウェアやツールチェーンを排除することが、大幅なコスト削減に繋がります。最先端のサードパーティーVoIPソフトウェアと優れた性能のMIPS®
プロセッサ・コアを組み合わせることにより、低価格の優れたVoIP製品を短期間で開発することの出来るシングルチップ・ソリューションが可能となるのです。」
サードパーティー開発パートナー
D2 Technologies, Inc.
社長、David Wong氏のコメント:
「急成長のVoIP市場は、より優れたユーザー使用感覚のための最先端機能の提供だけでなく、コスト削減も同時に可能にする高性能なシングルプロセッサMIPS-BasedのVoIPソリューションから大きな恩恵を受けることとなります。」
D2のvPortソフトウェアは、MIPS32 4Kc® コアに最適化された完全なVoIPソフトウェアです。従来、個別のDSPで処理されていた音声処理アルゴリズムは、“ソフトDSP”としてソフトウェアに統合されたので、ネットワーク、信号および音声処理機能は、一つの集積されたソリューションとして全てシングルRISCプロセッサで実行されるため、マルチコアやマルチチップVoIP製品と比較した場合、コストや消費電力も大幅に削減することが可能となります。D2の音声ソフトウェア技術は、世界中の製品で優れた実績を持っており、MIPS-BasedのVoIP製品に対して、卓越した品質と信頼性を保障します。
HelloSoft, Inc.
CEO(最高経営責任者)兼社長、Krishna Yarlagadda氏のコメント:
「24K® コア・ファミリーなどの優れた処理能力を実現しているMIPSコアとHelloSoftのVoIPソフトウェアは、VoIPゲートウェイ、IP電話やアナログ・ターミナル・アダプターの開発においてより多くの性能や機能選択肢、コスト削減や、開発期間の短縮を可能にすることで、新しいレベルのVoIP開発を実現します。」
MIPS32アーキテクチャ向けのHelloSoftのVoIPソリューションは、完全で確立されたソフトウェア・リファレンス・デザインで、IP電話、ホームおよびSOHOゲートウェイ、ターミナル・アダプターやVoWLANハンドセットを含むCPE機器向けに最先端の性能を提供しています。これには、H.323、SIP、MGCPおよびMEGACOだけでなく、G.711、G.723.1、G.726、G.729AB、GSM-AMR
vocoder、 アコースティックおよびライン・エコー・キャンセラー、ボイスアクティビティー検索、喪失パッケット再生などの電話が必要とするDSPモジュールが含まれています。HelloVoice™
ソフトウェアは、MIPS-Basedの有線および無線ソリューション用として、数社の半導体メーカーによってフィールド展開およびライセンス取得されています。
RADVISION
プロダクト・マネージメント、シニア・ディレクター、Adi Paz氏のコメント:
「ミップス・テクノロジーズは、高性能組み込みプロセッサ・アーキテクチャおよびコアのリーダーであり、急成長のVoIP
市場に対してパワフルで差別化要素やコスト効率が高い機器を短期間で開発することを可能とするMIPS-BasedのVoIPソリューションを、私たちがサポート出来ることを喜ばしく思っています。
RADVISIONは、IPおよび3Gプロトコルや、MIPSベースのプロセッサによって作動するオペレーティング・システムを介した音声および画像通信製品の開発を可能にするツール、プラットフォームおよびプロフェッショナルなサービスを提供しています。H.323、SIP、MGCP、MEGACOおよび3G-324M
だけでなく、様々なプロトコル、もしくは、OSをベースとしたIP電話やIP-PBXベースの広範囲な開発プラットフォームの提供に至るまでの全てのIPおよび3GプロトコルをカバーしているRADVISIONの開発アーキテクチャは、大幅なコスト削減と開発期間の短縮を可能にします。
Trinity Convergence, Inc.
CEO(最高経営責任者)、Salim Bhatia氏のコメント:
「高性能なMIPSプロセッサと、私たちのVeriCall Edge™ プラットフォームの組み合わせは、DSPを必要としない安定した低価格のVoIP製品の提供に繋がります。私たちのVeriCall
Edgeソフトウェアは、有線および無線ゲートウェイ、IP電話およびアナログ電話アダプター(ATA)に最適な技術として、MIPS32ベースのコアに最適化された完全な統合VoIPソフトウェア・ソリューションを提供します。」
それには、シングルチップ・ソリューションとしてG.711、G.723.1、G.726、G.729A/B、ボイスアクティビティー検索、パケット紛失コンシール、
アコースティックおよびライン・エコー・キャンセラー、ボイスアクティビティー検索、DTMF検索および生成、ジッター・バッファー管理、RTP/RTCP/UDP/IPや、組み込みコール管理スタック
(SIPおよびH.323)を含む、柔軟性の高いフレームワークを搭載した重要なVoIPソリューションが含まれています。MIPS32®
コア向けのVeriCall Edgeの初期リリースでは、組み込みLinuxがサポートされています。将来的には、VxWorks™、Symbian
OS™およびマイクロソフトのWindows CE.NET™ もサポートされる予定です。
MIPS-Based VoIPソリューション
Centillium、インフィニオン、東芝およびテキサス・インスツルメンツを含むミップス・テクノロジーズのライセンシーは、現在、ホストCPUとしてMIPSコア使用したVoIPソリューションを提供しています。
「TIは、CPE (customer premise equipment) ゲートウェイやIP電話向けの多数のMIPS-Based
VoIP製品を開発しています。ミップス・テクノロジーズは、私たちのVoIP SoC製品において主要となる要素を提供しており、私たちは、新しい機能に対応するための性能アップや、その性能をホストCPUへ移行するための彼らの努力を非常に評価しています。」
TIは、1999年に半導体メーカーとしては初めてMIPS32およびMIPS64のライセンスを取得し、ミップス・テクノロジーズのライセンシーとなりました。TIのMIPS-BasedのVoIPソリューションは、家庭および企業のアプリケーション向けに、短期間で差別化要素の高い製品の開発を可能とします。例えば、TIのTNETV1050
IP電話プロセッサは、2003年には、「Internet Telephony magazine」の“Product
of the Year”と称されています。
ミップス・テクノロジーズ:VoIPアプリケーションの課題を卓越
VoIP処理で必要とされる性能は、同時に複数の音声チャンネルをプロセッサ上で処理されるようになるとともに、年々高まってきています。それと同時に、コストの削減や開発期間の短縮に対する条件も厳しくなりつつあります。
組み込み業界のパフォーマンス・リーダーとして、ミップス・テクノロジーズは、低価格、シングルチップ、マルチチャンネルVoIPソリューションや、幅広い設計オプションへの対応を可能としています。233-MHz周波数の4Kから625-MHz周波数の最高性能24KファミリーまでのMIPSシンセサイザブル・コアは、SoC設計において、性能、消費電力、ダイサイズや、他の選択肢に合わせた構成を可能とします。また、CorExtend™機能を使用してユーザー特定命令を追加することで、従来のソフトウェア・ツールを活かし、アプリケーション性能の向上を実現することも出来ます。
更に、昨年発表されたDSP ASE(特定アプリケーション向け拡張機能)を搭載した様々なコアが、2005年には供給される予定です。完全なソフトウェア開発ツールのスイーツによってサポートされているので、SoC設計において環境を簡素化し、また、MIPS-Basedのホスト・プロセッサへDSP機能を統合することで、コストの削減も可能となります。
供給状況
MIPS-BasedのVoIPソリューションは、すでに供給中です。詳細に関しましては、各社までお問い合わせください。MIPSコア・ファミリーおよびアーキテクチャに関しましては、www.mips.jp
でご確認ください。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電およびネットワーク・アプリケーション用の業界標準プロセッサ・アーキテクチャおよびコアを提供するリーディング・カンパニーです。ミップス・テクノロジーズは、32ビットおよび64ビットのエンベデッドRISCソリューションを提供する最大のアーキテクチャ・アライアンスを形成しています。ミップス・テクノロジーズは、半導体企業、ASICベンダー、およびシステムOEMに自社の持つ知的所有権をライセンスしています。ミップス・テクノロジーズとそのライセンシーは、スタンダード、カスタム、セミカスタム、および特定用途の製品に使われる確実でスケーラブルなプロセッサを、幅広く提供しています。ミップス・テクノロジーズは、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を設置しています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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「MIPS」、「MIPS-based」、「MIPS32」、「24K」、「24Kc」、「4Kc」および「CorExtend」はMIPS
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