多機能化するモバイル・アプリケーション用プロセッサを実現する MIPS®アーキテクチャ
ソニーのPlayStation® Portableはじめとするバッテリー駆動の製品でユーザーの利便性を 高めるために、MIPSアーキテクチャが採用
米国カリフォルニア州マウンテンビュー ─ 2004年8月30日
─ ソニーのPlayStation®
PortableやキヤノンのEOS Kissデジタルカメラ・ファミリーは、MIPS-Based™
のアプリケーション・プロセッサを使用している携帯機器のほんの一例にすぎません。様々な急成長コンシューマ機器製品で、その技術が幅広く採用されているミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上
一史)は、本日、業界標準MIPS®
マイクロプロセッサ・アーキテクチャのモバイル・アプリケーション分野での採用も拡大していることを明らかにしました。MIPSアーキテクチャ特有の低い消費電力と高い性能は、デジタル・セットトップ・ボックス、デジタルテレビやDVDレコーダなどのコンシューマ製品ではすでにデファクト・スタンダードとして知られています。
様々なモバイル製品においてオーディオ、ビデオ、そして他のDSPに対するタスク要求が増大するとともに、アプリケーション・プロセッサに求められる性能も上回る一途となっています。この傾向は、メーカーがシステムやハードウェアの構成を見直すことに繋がり、そして、その解となるのはバッテリー寿命をより長くするだけではなく、より豊富な機能を最大限に利用することが可能で、また、システムが依存することのできるマイクロプロセッサ・アーキテクチャなのです。
MIPS-Basedのモバイル機器に関しましては、弊社ウェブサイトでご確認ください。
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MIPS-based 製品/Mobile Devices
ミップス・テクノロジーズ、マーケティング担当副社長、ラス・ベルのコメント:
「MIPSアーキテクチャは、要求される性能を低い消費電力とコストで実現可能なので、様々モバイル・アプリケーションに適しています。業界標準のメモリ、ライブラリおよびEDAフローを活用することで、マーケットに見合った製品の提供を行っているのです。そしてミップス・テクノロジーズは、今後も消費電力や性能面において急成長の組み込み市場の要求に対応可能な製品を提供し続けます。」
モバイル・アプリケーション・プロセッサにMIPSが適している理由
MIPSアーキテクチャは、バッテリー駆動の機器をターゲットとしているSOC設計において重要となる低消費電力を実現しています。MIPSアーキテクチャは、20年以上もの間様々な世代のアプリケーションに対応してきています。MIPS命令セットは、32本のレジスターファイル(他のアーキテクチャは16)を提供しているので、データを検索する際に組み込みキャッシュやメイン・メモリへアクセスする必要がありません。ほとんどのタスクを実行するのに、わずかなクロック・サイクルで済むので、低い動作周波数でも十分にシステムを動かすことができます。ローエンドのコアであっても、低い消費電力は勿論のこと、最大限のマイクロプロセッサ性能を得ることができるのです。
ミップス・テクノロジーズは、アーキテクチャ・ライセンスを始め最適化されたハードマクロ、そしてシンセサイザブル・コアのライセンスを供与しています。これらの製品は、設計の際にダイサイズの最小化やバッテリー寿命を最大限にするための電力構成の実現が可能な非常に高い柔軟性を提供しています。更に、ミップス・テクノロジーズの業界最高性能コア・ラインナップは、システムに余裕を持たせることができるので、将来的なアップグレードをソフトウェアで容易に、かつ迅速に実装することも可能となります。
より低い消費電力を実現しているMIPS-Basedコア
MIPSコアとARMコアの比較を以下に記します。MIPS-Basedのコアは、業界標準のライブラリやメモリを電圧スケール技術なしで使用し開発されています。全ての数値は、現在、ウェブサイト上で公開されているものです。また、以下の全ての製品の構成は、コアのみとなっています。
| |
MIPS32® 4KEc™ core1 |
ARM 926EJ-S core1 |
| 最高周波数: |
233 MHz |
250 MHz |
| 最高性能値: |
356 DMIPS |
300 DMIPS |
| 消費電力: |
0.20 mW/MHz |
0.35 mW/MHz |
| ダイサイズ: |
1.7 mm2 |
2.2 mm2 |
| 電力効率: |
0.13 mW/DMIPS |
0.29 mW/DMIPS |
| |
MIPS32 24Kc™ core1 |
ARM 1136J-S core1 |
| 最高周波数: | 400 MHz |
333 MHz |
| 最高性能値: |
576 DMIPS |
400 DMIPS |
| 消費電力: |
0.58 mW/MHz |
0.6 mW/MHz |
| ダイサイズ: |
2.8 mm2 |
4.5mm2 |
| 電力効率: |
0.40 mW/DMIPS |
0.50 mW/DMIPS |
MIPS-Basedモバイル機器
MIPSアーキテクチャは、様々なバッテリー駆動の機器でデザインウィンを得ています。キヤノン、カシオ、富士フィルム、富士通、JVC、ミノルタ、PENTAX、フィリップス、サムソンやソニーなどの大手メーカーがMIPS-Basedのモバイル製品を出荷しています。また、AMD、Broadcom、LSIロジック、NEC、フィリップス・セミコンダクター、サンプラス、Thrane
and Thrane、東芝やZoranなどのMIPSライセンシーによって、革新的な低消費電力MIPS-Basedチップが提供されています。
量産されているMIPS-Basedモバイル・デバイス例:
エンターテイメント
- ソニーPlayStation Portable (PSP)
- ソニーAIBO
- ソニーQRIO
- Macsense HomePod
カメラ
- キヤノン EOS 10DおよびDigital KissデジタルSLRカメラ
- キヤノンIXY DV M2 デジタル・ビデオカメラ
- 富士フィルム FinePix F700、S5000およびS7000デジタルカメラ
- JVC GR-HD1ハイディフィニション・デジタル・ビデオカメラ
- サムソンDigimax 370および430デジタルカメラ
コンピュータ/通信
- AMX Modero ViewPoint MVP-7500 およびMVP-8400ワイヤレス・タッチスクリーン・パネル
- 富士通 TeamPad ハンドヘルド・コンピュータ
- Itronix fex21 ハンドヘルド・コンピュータ
- ワイヤレスPC タブレット(中国の学校で使用)
1. Worst case conditions: 1.08V, 125C, slow silicon
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電およびネットワーク・アプリケーション用の業界標準プロセッサ・アーキテクチャおよびコアを提供するリーディング・カンパニーです。ミップス・テクノロジーズは、32ビットおよび64ビットのエンベデッドRISCソリューションを提供する最大のアーキテクチャ・アライアンスを形成しています。ミップス・テクノロジーズは、半導体企業、ASICベンダー、およびシステムOEMに自社の持つ知的所有権をライセンスしています。ミップス・テクノロジーズとそのライセンシーは、スタンダード、カスタム、セミカスタム、および特定用途の製品に使われる確実でスケーラブルなプロセッサを、幅広く提供しています。ミップス・テクノロジーズは、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を設置しています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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「「MIPS」、「MIPS-based」、「24K」、および「4KEc」はMIPS
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