Fraunnhofer
IISオーディオ・コーデックが
MIPS Consumer Audio Platformで統合
独エアランゲンおよび米国カリフォルニア州マウンテンビュー ─ 2004年6月14日
─ ミップス・テクノロジーズ(NASDAQ:MIPS、日本支社:東京都港区、支社長:中上 一史)は、本日、MIPS
Consumer Audio Platformを発表しました。このプラットフォームは、Fraunhofer IISオーディオ・コーデックのマルチメディア・システムオンチップ・アプリケーションへの容易な実装を可能にする共通の基礎です。Fraunhofer
IISおよびミップス・テクノロジーズは、共同開発のパートナーとし密に協力し合い、多数のMPEGとFraunhoferオーディオ・コーデックをMIPS32®
アーキテクチャへ最適化してきました。Fraunhoferから提供されているMIPSに最適化されたアルゴリズムはすでにライセンス供与されており、幅広いコンシューマ・アプリケーションにおけるMIPS-Based
コア技術に実装されています。
現在、下記の最適化されたアルゴリズムが供給中です。
- MP3 (MPEG-1 and MPEG-2 Layer-3) decoder
- MP3 (MPEG-1 and MPEG-2 Layer-3) encoder
- AAC (MPEG-2 and MPEG-4 Low Complexity AAC) decoder - multichannel
available upon request
- AAC (MPEG-2 and MPEG-4 Low Complexity AAC) encoder - multichannel
available upon request
- MPEG-4 AAC Low Delay for bidirectional communication,
decoder
- MPEG-4 AAC Low Delay for bidirectional communication,
encoder
Fraunhofer Institute for Integrated Circuits IISは、高品質で低いビットレートのオーディオ・コーディングの分野における最先端の国際的調査研究所で、マルチメディア機器やハードウェア実装向けのオーディオやビデオ・アプリケーションのための革新的なソリューションを15年にわたって提供しています。Fraunhofer
IISは、MP3フォーマットを開発しています。また、MPEG-2/4 ACCの規格化でも重大な役割を果たしただけでなく、MPEG-4オーディオの規格の開発にも大きく貢献しています。MIPS32アーキテクチャ向けにMPEGおよびFraunhoferコーデックスを提供することで、Fraunhofer
IISは、様々な高品質オーディオ・コーデックをシステムオンチップ(SOC)の設計向けに提供し、また、オープンなMPEG規格を強化するために新しいMIPS
Consumer Audio Platformを完全にサポートしています。
ミップス・テクノロジーズは、マイクロプロセッサIP(技術)を開発し、業界標準MIPS® アーキテクチャをシステムOEMや半導体メーカーに供与しています。最新のFrauhoferオーディオ・コーデックは、MIPS
Consumer Audio Platformを通して提供された始めてのコーデックです。Fraunhofer IISは、次世代オーディオ・アルゴリズムの最適化を進めており、年内にはミップス・テクノロジーズのライセンシーへの提供を開始する予定です。
ミップス・テクノロジーズ、マーケット・デブロップメント&システム・ソリューション担当ディレクター、
ジェフ・ササガワのコメント:
「FaruhoferのコーデックをMIPS Consumer Audio Platformで提供することで、ミップス・テクノロジーズは、SOCベンダーに対し最適化された幅広いオーディオ・アルゴリズムの提供が可能となり、差別化に優れた低コストの最終コンシューマ・アプリケーションの実現を可能とします。Fraunhofer
IISのような業界リーダーとの共同開発を続けることで、Consumer Audio Platformが組み込みコンシューマ設計向けの最も広範囲なMPEGオーディオ・コーデックとなるでしょう。」
Fraunhofer IIS、RISC fixed-point オーディオ・コーデック担当、Marc Gayer氏のコメント:
「MIPS32プロセッサ・アーキテクチャ上でのMPEGオーディオ・コーデックの需要に応えるために、Fraunhofer
IISは、MIPS Consumer Audio Platform 向けにMP3およびAACコーデックを統合しました。これらの最適化されたコーデックと安定した開発により、環境コストおよび開発期間が大幅に削減可能となります。また、今日のSOC設計における複雑な要求は、オーディオ・コーディング機能をMIPSプロセッサへ加えることで簡素化されます。」
MIPS Consumer Audio Platformを通して供給される最適化されたオーディオ・コーデックに関する詳細は、以下のURLでご確認ください。
ミップス・テクノロジーズ: www.mips.jp
Fraunhofer IIS: www.iis.fraunhofer.de/amm
お問い合わせ:
Fraunhofer Institute for Integrated Circuits IIS
Multimedia Realtime Systems
Stefan Geyersberger
Tel +49 (0) 9131 776-316
Fax +49 (0) 9131 / 7 76-3 98
amm_info@iis.fraunhofer.de
Fraunhofer IISについて
1949年に設立されたFranhofer-Gesellschaftは、ヨーロッパにおける応用研究の最先端組織です。58の国立研究施設と多数の国際センターを運営しています。本社はドイツ、ミュンヘンに所在しています。12,700名のスタッフのうちのほとんどが科学者もしくはエンジニアです。
エアランゲンにある1985年に設立されたFraunhofer Institute for Integrated Cirsuits
IISには450名のスタッフがおり、他のFraunhofer Instituteの中で一番にランクしています。契約ベースのリサーチ・サービスや技術ライセンシングを提供しています。
リサーチ・トピックスには、オーディオおよびビデオ・ソース・コーディング、デジタル・ラジオ放送システム、アナログおよびデジタルIC、デザイン・オートメーション向けのツール、高速カメラ・システム、工業および医療ビジョン・システム、ワイヤレス/ワイヤードおよび光ネットワーク、ナビゲーションナノフォーカスX線技術や流通およびロジスティックスにおける通信技術などがあります。13,500平方メーターのオフィスと研究スペースを装備しています。500万ユーロの経費のほとんどが非公開企業や公開分野からのプロジェクトによって支払われています。また、20%以下の経費が政府機関および州予算によって援助されています。
ミップス・テクノロジーズについて
ミップス・テクノロジーズは、デジタル家電およびネットワーク・アプリケーション用の業界標準プロセッサ・アーキテクチャおよびコアを提供するリーディング・カンパニーです。ミップス・テクノロジーズは、32ビットおよび64ビットのエンベデッドRISCソリューションを提供する最大のアーキテクチャ・アライアンスを形成しています。ミップス・テクノロジーズは、半導体企業、ASICベンダー、およびシステムOEMに自社の持つ知的所有権をライセンスしています。ミップス・テクノロジーズとそのライセンシーは、スタンダード、カスタム、セミカスタム、および特定用途の製品に使われる確実でスケーラブルなプロセッサを、幅広く提供しています。ミップス・テクノロジーズは、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を設置しています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.mips.com
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「MIPS」および「MIPS32」はMIPS Technologies, Inc.の登録商標、「MIPS-based」は商標です。その他の商標は全て各企業の商標もしくは登録商標です。 |